高級腕時計の価格はなぜ高いのでしょう?
なかには数百万円するものもある高級腕時計もあります。
車を買えてしまいますね。
「こんなに高いの?理解できない!」と思う人もいるでしょう。
「腕時計は高いもの」と決めつけてしまえばそれまでですが、高い理由を知ることで、購入時の満足度も上がることでしょう。
では、その理由についてお伝えします。
価格が高い理由はズバリ!
- 素材が高価
- 使う部品が多い
- 手作業で作られる
- ブランド力がある
です!
なんとなく理由を知っていても、詳細を見ると意外と知らないこともあるものです。
詳細を見ていきましょう。
詳細をみることで高級時計を購入可能になるアイデアもあります。
腕時計の素材が高価
腕時計にはステンレス製のものもありますが、高級腕時計には、プラチナやゴールドが使われているものが多くあります。
なぜプラチナやゴールドを素材に使用するかというと、
という理由があります。
劣化しにくい金属を素材として使用することで、購入当初の状態を長期間保ちやすいというメリットがあります。
では逆に「ステレンス製の時計は安いのか」というと、一概には言い切れません。
例えば、普通のステンレスよりも高い耐蝕性や硬度、安定性を持った「SUS904L」というステレンス素材を使用した、
「ロレックスのオイスタースチール」という高級腕時計もあります。
「ステンレスだから安い」のではなく、「高品質で高価な素材を使用しているから価格が高い」ということですね。
腕時計に使う部品が多い
腕時計のムーブメント(駆動方式)には、電池式と機械式があります。
比較的安価な腕時計は、電池式を採用していることが多いです。
一方、高級腕時計は機械式を採用しています。
機械式の腕時計は、100を超える部品があり、単純に部品代だけでも高価になります。
手作業で作られる
高級腕時計は、上記、数多くの小さな部品1つ1つを、研磨や装飾などして職人が丁寧に作り上げていきます。
時計の聖地・スイスには時計職人養成校がいくつもありますが、
「一人前」の時計職人になるためには10年は必要といわれているほどです。
技術のある時計職人を確保し時計を作ってもらうということで、人件費という面でも高価になります。
ブランド力がある
高級腕時計メーカーの中には、マニュファクチュールと呼ばれる、自社で一貫製造しているメーカーも多くあります。
自社で一貫製造するため、開発費などのコストがかかり、時計の価格を上げています。
なぜコストをかけてまで自社で一貫製造するかというと、全てを自社管理しているため、品質のいい腕時計ができあがるからです。
外注などをせず、責任を持って自社制作することで、「このブランドの時計を買っておけば間違いない」とユーザーに感じてもらえるようになり、「ブランド力」として定着しています。
また、「マニュファクチュール」の中でもコストを削減して量産化に成功したブランドもあります。
タグホイヤーやオメガが代表的なブランドです。
最後に
冒頭でもお伝えした高級時計を購入可能にするプチ情報です。
高級腕時計のメリットとして、価格が下がりづらいということが挙げられます。
希少性の高いモデルだと、購入時よりも高く売れるという時計まであります。
100万円で購入した時計を20年使用して売ったら70万円で売れるという例もあります。
20年間で30万円の実費。100万円の腕時計を月額1000円ちょっとで身に着けることができる
と思ったら、購入してみてもいいかも、と思う人もいるのではないでしょうか。
中古で購入したら、購入した額そのままで売れる可能性だってあります。
このように、高級腕時計は「資産」として持つことも可能というのもメリットではないでしょうか。
どんな高級腕時計があるか分からない、という人は、各ブランドの代表的な時計で、資産価値も落ちづらい腕時計を見てみるのがオススメです。
お気に入りの腕時計がみつかるといいですね。
代表的な高級腕時計